手洗い

マスクの着用・石鹸による手洗い・うがい・手指消毒用アルコールによる消毒をすることが、

個人でできるコロナ感染予防対策だと思います。

 その中の手洗いについてお話させてもらいます。

手洗いには「日常的な手洗い」「衛生的な手洗い」「手術時の手洗い」

という3つのレベルがあると言われています。

「日常的な手洗い」というのは、目に見える汚れを落とすための手洗いで、

常日頃、私たちが一般的に行うやり方です。

「衛生的な手洗い」は、調理など直品を取り扱う人や医療に携わる人の手洗いで、

目に見える汚れはもちろんのこと、

日常生活において一時的に皮脂膜にくっついた菌(皮膚通過細菌)も落とすことを目的とした洗い方です。

「手術時の手洗い」は、手指に付着する通過菌を除去し、

さらに皮脂腺などに住み着いている常在菌まで可能な限り減少させ、

手術中に手袋が破損した場合でも術野が常在菌によって

汚染されるリスクを最小限に止めることを目的とした厳重な手洗いです。

感染予防対策の手洗いは、「衛生的な手洗い」をすることが大切とのことです。

要は念入りにするってことですね。

参考までに、「衛生的な手洗い」の手順お伝えしときます。

1.手を濡らし、石鹸を付ける。

2.手のひらをよく擦る。

3.手のひらで反対側の手の甲を擦る。

4.指先と爪先を手のひらに擦り付ける。

5.指の間を擦る。

6.親指を掴んでねじり洗う。

7.手首を掴んでねじり洗う。

8.よく洗い流す。

9.自分のハンカチなどで手を拭く。

という洗い方が、「衛生的な手洗い」とのことです。

また、「ものを触ったら手洗いが基本」とのことですが、

そうするとに数えきれないくらい

手を洗うことになってしまいます。

ですから、とにかく手で顔を触らないようにすることも必要です。

ものを触った手で、目を擦る、鼻を触る、耳を触る、唇を触るなどは、

特に注意すべき点だと思います。

気にしていないと、手で顔を触っているって、

よくあることですからね!

 感染予防の手洗いを理解していただき、

毎回手洗いできない場合は手で顔を触らないことが大切です。

そして、鼻をかんだとき、くしゃみをしたとき、

手が汚れた場合はもちろんのこと、

「外出先からの帰宅時」や「調理の前」、「食事前」、「トイレの後」の他、

「掃除やゴミ出し」を行ったあとなどは、手洗いすることが大切だと思います。

まだまだ我慢を強いられますが、

感染しないために、予防対策はキチンしたいものですね。