投稿が1ヵ月以上ぶりとなりました。すみません・・・。
皆さま、学生のインターンシップって聞いたことあると思います。
学生が、企業に訪問したり仕事を体験してみるいわゆる職場体験です。
では、インタビューシップって聞いたことあります?
これは、県立三木高校と香川中小企業家同友会が開催している高校生の職場体験みたいなものなんですが、
インターンシップと何が違うのかというと、
文字通り、生徒が企業に訪問して、企業のことをそこの社員にインタビューしていくというものです。
僕自身も同友会の会員ではありますが、インタビューシップには参加できていません。
三木高校の生徒が通って行ける高松周辺の企業が対象だからです。
同友会の会員なら、どの企業(高松周辺)も参加できるかというとそうではなく、
企業に経営理念があることが条件となっています。
厳密にいうと、経営指針書というものを作成していないと参加できないようになっています。
分かりやすく言えば、経営者や社員が、何のために経営しているのか、自社の強みは何か、地域にどのような貢献ができているかなど、
自社のことを理解できていることが、大前提となっています。
なぜかというと、そのような経営指針書がないと、社長や社員が、自社の特徴や良さを語ることができないからです。
インタビューシップをするのは、
地域の中小企業の素晴らしさとやりがい持って仕事をする大切さを知ってもらうことで、
生徒の人間的成長に繋がるからなので、そのような中小企業にお願いしているとのことです。
この前、三木高校のインタビューシップに参加した生徒さんの成果発表会がありました。
生徒が、訪問した企業はどのような企業で、経営理念や企業の良いところや企業の取り組みはSDGsでいうと
どれに当たるかを生徒自らが考え、発表するというものです。
僕も見学に行き、数名の生徒から、企業の発表を聞いたのですが、
聞いた生徒みんな、インタビューシップに行ったことで、様々な気付きがあったと言っていました。
中には、行く前までは、働きたくないと思っていた生徒が、
行った後では、やりがいのある仕事をしたいと思うようになったと言った生徒もいましたし、
行く前までは、大企業に就職を考えていたのが、中小企業も考えてもいいと思うようになったと言った生徒もいました。
それを聞いて、このインタビューシップって凄い取り組みだと思いました。
企業側は、社員が生徒に話すことで自社のことをより理解でき、
生徒に企業の良さを知ってもらい、成果発表してもらうことで、仕事に誇りとやりがいを今以上に持てるようになります。
生徒側は、先ほど話した通り人間的成長ができるという双方に利点がある取り組みだと思います。
香川県では、三木高校だけがインタビューシップという取り組みをしていますが、
この先、取り入れる高校は増えるように思います。
このような活動する高校が増えることで、生徒の人間性を磨くことができ、
若者の地域離れにも歯止めが掛かるし、地域活性化にも繋がるように思います。
当社は、参加できていませんが、是非とも参加したいと思いました。
もし、参加できた時は、この場でどんなだったか報告させてもらいます。
成果発表会に行ったとき、写真撮るの忘れてまして、画像なくてすみませんm(__)m